Shokz OpenRun Pro 2を1年使ったリアルレビュー|バイク・ランニング・在宅作業まで使い倒したガジェット好きの正直な評価

Shokz OpenRun Pro 2 1年レビューのサムネイル PC・ガジェット

※本記事はAmazonアソシエイト・プログラムを利用したPRを含みます。

ランニング中に車の接近に気づけなかったり、在宅で家族の声を聞き逃したり——イヤホンの「周りが聞こえない」問題に、地味にストレスを感じていませんか。

その答えとして私が選んだのが、骨伝導イヤホンの Shokz OpenRun Pro 2 です。2025年7月に購入してから、約1年。バイク・ランニング・在宅作業と、生活のあらゆる「ながら聴き」で使い倒してきました。

私はゲーミングヘッドセットからANCヘッドホンまで複数の機種を使い分けるガジェット好きですが、そんな私が「安全のために」たどり着いた1台です。音質マニアの理論ではなく、1年使って分かった実体験を、良いところも惜しいところも正直に書きます。

Shokz OpenRun Pro 2 オレンジカラーの実物
蛍光オレンジを選んだShokz OpenRun Pro 2。安全のために選んだ「ながら聴き」専用機

この記事は「これから骨伝導を買おうか迷っている人」「ランニングやバイクで安全に音楽を聴きたい人」「在宅ワークのBGM用に探している人」に向けて書いています。

結論:こんな人におすすめ

先に結論から。OpenRun Pro 2は、こんな人に自信を持っておすすめできます。

  • ランニングやサイクリングで、周囲の音を聞きながら音楽を楽しみたい人
  • 在宅ワークで、家族の声や家の物音にすぐ反応したい人
  • 耳を塞ぐイヤホンの圧迫感・閉塞感が苦手な人
  • 汗や雨を気にせず使いたい人(IP55防水)

逆に「とにかく音質最優先」「電車や飛行機など騒音の中で没入したい」人には向きません(理由は後述します)。

私の音響機器環境(使い分け)

「骨伝導しか知らない人のレビュー」だと参考になりにくいので、まず私がどんな機材を使い分けているかを正直に開示します。これがこのレビューの信頼性の根拠です。

機種 主な役割
ASTRO A40TR → Nari Ultimate → BlackShark V2 → BlackShark V3 Pro ゲーム(現在はV3 Pro)
Sony WH-1000XM3 飛行機・電車・人混みのANC用
Sony WF-1000XM5 ヘッドホンが使えない時・服装に合わせたい時
オーディオテクニカ AT2020USB+ ボイスチャット専用マイク
Shokz OpenRun Pro 2 ながら聴き専用(今回のレビュー対象)

このとおり、用途ごとに機種を分けて使っています。OpenRun Pro 2は「音に没入する」機種ではなく、「音を聞きながら、別のことをする」ための専用機という位置づけです。

購入のきっかけ:安全性への気づきと、オレンジ色との出会い

骨伝導の存在自体は、以前から知っていました。でも「わざわざ買う決め手」がなくて、ずっとスルーしていたんです。

転機は、外でランニングをしていたときでした。ANCヘッドホンや完全ワイヤレスイヤホンで走っていると、周囲の音がほとんど聞こえない。背後から近づく車や、大きな音に気づけない。これは正直、危ないなと感じたんです。

そこで思い出したのが骨伝導でした。「これなら音楽も聴けるし、周りの音も聞こえる」——調べてみると技術がかなり進化していて、その中で行き着いたのがOpenRun Pro 2。蛍光色が好きということもあって、迷わずオレンジカラーを選びました。

OpenRun Pro 2の左右の振動子(オープンイヤー構造)
耳を塞がないオープンイヤー構造。周囲の音を聞きながら音楽を楽しめる

バイク・運転中に使うのは違法?(法律と安全性)

「安全のために」骨伝導を選んだ流れで、多くの人が気になるのがここだと思います。バイクや車の運転中に使うのは違法なのか? 私自身バイク乗車中にも使っているので、調べて整理しました。

結論から言うと、「装着していること」自体が全国一律で禁止されているわけではありません。 違法になるのは、”必要な交通音が聞こえない状態”で運転したときです。

私の住む沖縄県の場合、根拠は 沖縄県道路交通法施行細則 第12条(13) です。要約すると——

高音量でカーラジオ等を聞いたり、ヘッドホン・イヤホンで音楽を聞くなどして、安全な運転に必要な交通に関する音声が聞こえないような状態で車両を運転してはならない

つまり規制のポイントは「イヤホンを着けているか」ではなく、「サイレンやクラクションなど必要な音が聞こえるか」にあります。

ここで骨伝導が有利になります。骨伝導は耳の穴を塞がないオープンイヤーなので、環境音がそのまま聞こえる。音量を抑えて使えば、この”聞こえない状態”には該当しにくいんです。

ただし注意。「骨伝導だから絶対に合法」ではありません。 大音量でサイレンが聞こえないほど鳴らせば、骨伝導でもアウトになり得ます。ヘルメット着用の有無も関係ありません。あくまで「必要な音が聞こえる音量で使う」のが大前提です。

※ルールは都道府県ごとに細部が異なります。私は法律の専門家ではないので、最終的な判断はお住まいの地域の警察・公安委員会規則でご確認ください。(出典:沖縄県警公式「沖縄県道路交通法施行細則」)

そもそも骨伝導とは?(仕組みと「難聴にならない」の誤解)

簡単に仕組みを説明します。骨伝導は、こめかみ周辺に当てた振動子が骨を振動させ、その振動が頭蓋骨を伝って蝸牛(内耳)に直接届く方式です。鼓膜や中耳を経由しないため、耳への圧迫感がゼロ。これが長時間でも疲れにくい理由です。

ここで、訪問看護師として一つだけ豆知識を。「骨伝導だから難聴にならない」というのは誤解です。骨伝導でも、最終的に音を感じ取るのは蝸牛の中の有毛細胞。大音量を浴び続ければ、この有毛細胞はダメージを受けます。 鼓膜を守れても、音量が大きすぎれば聴覚へのリスクはあるということ。だからこそ、適切な音量で使うことが大切です。

スペック早見表

接続 Bluetooth 5.3
重量 約30.3g
再生時間 最大12時間(ケース併用で約40時間)
防水 IP55
充電 USB-C急速充電(5分充電で約2.5時間再生)
技術 DualPitch(骨伝導+空気伝導のデュアルドライバー)

数字で目を引くのは、5分充電で約2.5時間使える急速充電と、IP55防水。「出かける直前にちょっと充電」で十分間に合うのは、地味にありがたいポイントです。

1年使って良かった点

実際に1年使い込んで「これは良い」と感じた点を、シーンごとに正直に書きます。

① 周囲の音が聞こえる安全性(これが最大の価値)
バイク・ランニング・在宅、すべてのシーンで効いてきます。買った理由がこれなので当然ですが、期待どおり「音楽を聴きながら、危険にも気づける」状態が手に入りました。

② 家族に声をかけられても、すぐ反応できる
在宅で作業しているとき、これが本当に快適。耳を塞いでいないので、家族の呼びかけや家の物音にワンテンポ遅れることがありません。生活に溶け込む使い心地です。

③ 音質は、普段使いには十分クリア
私は音質マニアではありませんが、それでも「全然アリ」と言える音質です。ながら聴きでBGMや動画を楽しむぶんには、不満はありません。

④ ボタン操作が充実
音量上下・一時停止・曲送り・曲戻しまで物理ボタンで完結。手元やこめかみで操作が済むのは、運動中・作業中ほどありがたい。

⑤ IP55防水で、汗も雨も気にしない
ランニングの汗や小雨でも気にせず使えるのは安心感が違います。

⑥ 走っても揺れてもズレないフィット感
ランニング中にズレ落ちる不安がない。耳に引っ掛ける構造なので、動いても安定しています。

⑦ 完全ワイヤレスより「なくしにくい」
左右が繋がっているので、片方だけ紛失……という事故が起きにくい。完全ワイヤレスを使っていると地味に効くメリットです。

OpenRun Pro 2の耳掛け部分と操作ボタン
耳に引っ掛ける構造で、走っても揺れてもズレない。物理ボタンも操作しやすい

正直に書く、惜しい点

良いところばかりでは信用できないので、1年使って感じた不満も正直に書きます。

① 通常サイズは後頭部に隙間ができる
悪さをするわけではないのですが、車のヘッドレストに寄りかかると、後頭部のバンド部分が当たって違和感があります。ミニサイズを選んでおけば良かったかも、と思う場面が時々あります。頭が小さめの人は、サイズ選びを慎重に。

② 充電ポートカバーの密閉感が頼りない
充電ポートのカバーが「すっぽりはまっている」という確かな感触がなく、完全に浸水したら故障しそうな不安が少しあります。IP55はあくまで防滴レベルと割り切った方がいいかもしれません。

③ 大きな騒音環境では聞こえない
デパートや人がいる場所くらいなら問題なく聞こえますが、工事現場・飛行機・電車の通過音のような大騒音の中では、音楽がかき消されて不向きです。ここはANCヘッドホン(私の場合はWH-1000XM3)の出番。

④ 密室では音漏れが気になる
屋外やデパートでは問題ないものの、電車の中やエレベーターなど静かな密室では音漏れが気になります。骨伝導の構造上の弱点なので、シーンを選んで使うのが正解。

⑤ 最大音量だと耳への負担を感じる
前述の難聴の話とつながりますが、最大音量だと耳(というより頭)への負担を感じます。骨伝導でも音量には注意が必要です。

⑥ 普通のイヤホンより大きく、収納はやや不便
完全ワイヤレスのケースのようにポケットへ……とはいかず、カバンへの収納はちょっとかさばります。私は家ではフックに引っ掛けて収納することで解決しました。

OpenRun Pro 2の充電ポートカバーとサイズ感
充電ポートカバーの密閉感は頼りなめ。サイズは通常/ミニの選択を慎重に

こんな人には向かない

正直に、買わない方がいい人もはっきり書いておきます。

  • 音質に徹底的にこだわりたい人 → 没入感ならANCヘッドホンや有線の方が上
  • 電車・飛行機など騒音環境がメインの人 → 音楽がかき消される
  • 静かな場所で長時間使う人 → 音漏れが気になる
  • 完全に耳を塞いで世界を遮断したい人 → そもそも骨伝導の思想と逆

OpenRun Pro 2はあくまで「周囲の音を聞きながら音楽を楽しむ」専用機。この前提さえ合えば、これ以上ない相棒になります。

まとめ

Shokz OpenRun Pro 2は、「安全のために周囲の音を聞きながら音楽を聴きたい」という私のニーズに、ドンピシャで応えてくれた1台でした。

  • ◎ バイク・ランニング・在宅、すべてで「聞こえる安全性」が効く
  • ◎ 急速充電・IP55防水・ズレないフィット感で実用性が高い
  • △ 大騒音環境・密室には不向き、サイズ選びは慎重に

複数の高級機を使い分けてきた私が、用途を割り切れば心からおすすめできる骨伝導イヤホンです。耳を塞がない快適さを一度知ると、もう戻れません。

サイズ選び(通常/ミニ)とカラーだけは、購入前にじっくり検討してみてください。私のおすすめは、気分が上がるオレンジです。

Shokz OpenRun Pro 2
耳を塞がない骨伝導。ランニング・バイク・在宅の「ながら聴き」に。カラーはオレンジが気分が上がる。

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