イヤホンは1台にまとめられなかった|訪問看護師が4台を使い分けている理由【シーン別】

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※本記事はAmazonアソシエイト・プログラムを利用したPRを含みます。

イヤホンって、結局いくつ必要なんでしょうか。

私は今、4台を使い分けています。骨伝導、ノイズキャンセリング付きのヘッドホン、完全ワイヤレス、ゲーミングヘッドセット。増やしたくて増えたわけではなく、1台で全部やろうとして無理だった結果です。

この記事では、訪問看護師として車で県内を回りながら、家に帰ればFPSをやる私が、どのシーンでどれを使っているかを正直に書きます。そのうえで最後に「じゃあ普通の人は何台いるのか」という話をします。先に言っておくと、私の答えは「1台で十分。用途で分けるなら2台」です。4台持っている人間が言うので、たぶん説得力はあると思います。

使い分けている4台のイヤホン・ヘッドホンを並べた様子
現役の4台。左から用途がまったく違う

この記事は「イヤホンを買い足すか迷っている人」「1台で全部済ませたいけど無理かもと思い始めた人」「骨伝導やノイキャンが自分の生活に合うか知りたい人」に向けて書いています。

結論:4台の使い分け早見表

細かい話の前に、全体像を先に出します。

機材 担当するシーン 出番の多さ
Shokz OpenRun Pro 2(骨伝導) 訪問看護の移動・車・バイク・家事 ほぼ毎日(主力)
Razer BlackShark V3 Pro(ゲーミング) 自宅でFPS ゲームする日は必ず
Sony WH-1000XM3(ノイキャンヘッドホン) 飛行機・旅行・音を遮断したい時 出かける時だけ
Sony WF-1000XM5(完全ワイヤレス) カフェでのPC作業

見ての通り、4台のうち実質的な主力は1台だけです。残りは「そのシーンでしか使えないから残っている」という並びになっています。ここが今日いちばん伝えたいところで、詳しくは順に書きます。

シーン① 訪問看護の移動・車・バイク → 骨伝導

私の生活で圧倒的に時間が長いのが、車での移動です。訪問看護の仕事柄、1日のかなりの時間を運転に使います。プライベートでもバイクに乗ります。

ここで耳を塞ぐイヤホンを使うのは、私は無理でした。外の音が聞き取れないのは、単純に怖いからです。緊急車両のサイレン、クラクション、後ろから来るバイクの排気音。これらが聞こえない状態で運転するのは、事故の原因になり得ます。実際に法律の面でも、必要な音が聞こえない状態での運転は問題になります(この点はOpenRunのレビュー記事で沖縄県の規則まで踏み込んで書きました)。

だから運転中に使えるのは、耳を塞がない骨伝導しかない。結果としてOpenRun Pro 2が私の生活の主力機になりました。移動時間が長いぶん、装着している時間も一番長いです。

Shokz OpenRun Pro 2 オレンジカラーの本体
耳を塞がないから運転中でも使える。これが主力になった理由

骨伝導そのものの音質や装着感、購入から1年以上使った劣化の有無については、それぞれ記事にしてあります。

製品ページはShokz OpenRun Pro 2(Amazon)から確認できます。私が買ったのは視認性を優先してオレンジです。

シーン② 自宅でFPS → ゲーミングヘッドセット

家に帰ってゲームをする時は、Razer BlackShark V3 Proに切り替えます。ここは完全に専用機です。

理由は単純で、FPSは足音の方向が分からないと勝てないからです。骨伝導では定位(音がどっちから鳴っているか)が取れませんし、ノイキャンヘッドホンでも音楽鑑賞向けのチューニングだと足音は埋もれます。ゲーム用はゲーム用を使うしかない、というのが私の結論です。

この1台に落ち着くまでの経緯(3候補を比較した話、APEXでの足音の聞こえ方)は別記事にまとめています。

製品はRazer BlackShark V3 Pro(Amazon)です。

シーン③ 飛行機・旅行・音を遮断したい時 → ノイキャンヘッドホン

Sony WH-1000XM3は、2018年発売のモデルを今も使い続けています。7年目です。

役割ははっきりしていて、周りの音を消したい時専用。飛行機のエンジン音、人混みのざわつき。骨伝導が「聞こえるようにする」道具なら、こちらは「聞こえなくする」道具で、真逆です。だから両方要る。

沖縄に住んでいる今は電車に乗る機会がないので、出番は旅行や飛行機に乗る時に集中しています。それでも手放す気がないのは、そのシーンでは代わりが効かないからです。7年使った今の状態(イヤーパッドの劣化、バッテリー、今から買うならどうするか)は長期レビューに書きました。

現行の後継機を検討するならSony WH-1000XM6(Amazon)が対象になります。私が使っているのはWH-1000XM3です。

シーン④ カフェでのPC作業 → 完全ワイヤレス(正直、出番が消えた1台)

ここが今回いちばん正直に書きたいところです。

Sony WF-1000XM5は2023年12月に定価で買いました。当時は大阪に住んでいて、電車移動と街歩きが生活の中心でした。ヘッドホンを持ち歩くほどではないけれど音は聴きたい、という場面が毎日あって、この完全ワイヤレスはまさにそのために買った1台です。実際、買った直後はよく使っていました。

それが沖縄に引っ越して、生活ごと変わりました

  • 電車に乗らない。バスも使わない
  • 移動はほぼ車かバイク。そして運転中は外の音が聞こえないと危ないので使えない
  • 大阪の頃に比べて、一人で街に買い物に出ることも、歩いて出かけることも減った

つまりこの製品が担当していたシーンが、私の生活から丸ごと無くなったわけです。製品が悪いのではありません。実際、必然的にOpenRun Pro 2ばかり使うようになりました。

Sony WF-1000XM5 本体とケース
製品に不満があるわけではない。使うシーンが生活から消えた

それでも手放していません。理由は稀にカフェでパソコン作業をする時に使うからです。年に何度あるかという頻度ですが、その時はこれが一番いい。頻度が低いだけで、役割が無いわけではない、という状態です。

正直に言えば、私と同じ「車社会・徒歩移動が少ない」生活の人が、これから完全ワイヤレスを最優先で買う必要はあまり無いと思います。WF-1000XM5(Amazon)自体はいい製品なので、電車通勤や徒歩移動が多い人には強く刺さるはずです。要するに、住んでいる場所と移動手段で答えが変わります。

そして、手放す予定の1台

使い分けの表には入れていませんが、手元にもう1台あります。買い替える前に使っていたRazer BlackShark V2 X Whiteです。

今は右耳の音の出力が不安定で、はっきり言えば故障間近です。使うことはなく、完全に置き物になっています。売る予定のまま置いてあります。

デスクに掛けたままのRazer BlackShark V2 X White
デスクに掛かったままの前任機。この状態のまま出番はない

V3 Proに買い替えたのは、まさにこれが原因でした。壊れる直前だったので次のヘッドホンを探し始め、色々調べた結果としてV3 Proに決めたという順番です。「新しいのが欲しくなったから」ではありません。

この話をわざわざ書いたのは、4台使い分けていると言っても、実態はこんなものだと知ってほしかったからです。計画的に揃えたコレクションではなく、壊れたり、引っ越したり、仕事が変わったりした結果、手元に残ったのがこの構成だというだけです。

で、イヤホンは何台必要なのか

ここが本題です。4台持っている私の答えは、「普通に生活で使うだけなら1台で十分」です。

ただし、1台と言っても中身は分かれます。カナル型(耳栓のように挿すタイプ)かインナーイヤー型(浅く乗せるタイプ)か、そもそもイヤホンかヘッドホンか。ここは付け心地の問題で、完全に個人の好みです。私がどれと言い切れる話ではありません。

イヤホンの種類の比較図解(カナル型・インナーイヤー型・オープンイヤー型・骨伝導型・耳掛け型の特徴とおすすめの使い方)
型ごとの特徴と向いているシーン。迷ったらここから絞ると早い

そのうえで、用途で分けるなら2台で十分だと思います。

選ぶもの 理由
1台目 ノイズキャンセリング付きの、日常使いしやすいもの 音を遮断したい場面をこれ1台でカバーできる
2台目 オープンイヤー型か骨伝導型 運動中など、周りの音を聞きながら使いたい場面用

この2台があれば、「遮断したい」と「聞こえていたい」という正反対の要求を両方カバーできます。私の4台も、突き詰めればこの2方向にゲーム用が足されているだけです。2台目はこだわって選んでいいと思います。

そこにゲームも入ってくると、話は一気に複雑になります。ゲーミング系のイヤホンなのかヘッドホンなのか、有線か無線か。さらに、その人が何を優先するかで答えが変わります。

  • メーカーやブランドで選ぶのか
  • 見た目を重視するのか
  • 音質や機能性を重視するのか

ここまで来ると、それぞれにメリットとデメリットが出てくるので、一律のおすすめは出せません。最後に正直なことを書いておくと、私自身が使ったことのない機種もたくさんあります。調べて提案することはできますが、その人が快適に使えるかまでは保証できません。使ったこともないものを「これが最強です」と書くつもりはない、というのがこのブログの方針です。

おまけ:運転中に使うなら、これだけは

製品選びとは別に、ひとつだけ。車やバイクの運転中に、外の音が聞こえない状態で使うのはやめたほうがいいです。

私が骨伝導を主力にしたのは音質が理由ではなく、単純に外の音が聞こえないのが怖かったからでした。サイレンやクラクションに気づけない状態は、自分だけの問題では済みません。骨伝導やオープンイヤーであっても、音量を上げすぎれば同じことです。この点はOpenRun Pro 2のレビューで、沖縄県の規則を確認したうえで詳しく書いています。

価格の整理

参考までに、私が買った時の価格です。価格は変動するので、最新は各リンク先で確認してください。

機材 購入時期 購入時の価格
Shokz OpenRun Pro 2 2025年7月 購入時点で27,880円
Razer BlackShark V3 Pro 2026年4月 購入時点で39,119円
Sony WH-1000XM3 2018年 当時の定価で購入(金額は失念)
Sony WF-1000XM5 2023年12月 定価で購入(金額は失念)

セール時期の買い方については、実際に買ったものだけで組んだガイドを別に用意しています。

まとめ

4台を使い分けている人間の結論を、もう一度書いておきます。

  • 普通に生活で使うだけなら1台で十分。型は好みなので断定しない
  • 用途で分けるなら2台。ノイキャン1台+骨伝導/オープンイヤー1台が、正反対の要求を両方カバーする
  • ゲームまで入れると条件が増えるので、一律のおすすめは出せない
  • そして生活が変わると、いい製品でも出番は消える。私のWF-1000XM5がそうでした

最後の一点が、実は一番大事かもしれません。スペック表を見比べるより先に、自分が1日のどこで音を聴いているかを考えたほうが、たぶん買い物は失敗しません。私は電車の街から車の島へ引っ越して、それを身をもって知りました。

もし今から2台構成を組むなら

  • 周りの音を聞きながら使う1台 → Shokz OpenRun Pro 2(私の主力)
  • 音を遮断する1台 → Sony WH-1000XM6(私のXM3の後継にあたるモデル)

各機材の詳しい使用感は、それぞれの記事に書いています。気になるシーンのものから読んでみてください。

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